ブラジル遠征の巻 その1 (00/02/29-)


 月日が経つのは早いもので、2000年が始まったと思ったらもうひな祭り。あっというまですね。

 今年の岩屋は(ホームエリア)、例年にない大雪で、スキー、ボードが好きな人には大変うれしいシーズンになった事でしょう。私事ながら雪はもうたくさんです。雪が降るという事は飛ぶチャンスが少なくなるのでうんざりです。SkiよりSky!

 しかし、私には溜まりに溜まったフラストレーションを爆発させる絶好の機会があります。

そう、南半球へ行けば雪はないのだ。

出発

2月29日 18:00 成田発 GL−56便
  この寒い日本から想像のつかない世界に旅立つ・・・
  なんて、かっこいい事言ってますが、現実は大変でした。

 まず、成田から約11時間かけてアメリカのアトランタまで行きます。それからアトランタで3時間ほど待って、サンパウロ経由リオデジャネイロ行きに乗って、リオから国内線でベロホリゾンテ→バラダレス(目的地)、、、何時間かかったか計算するのもうんざりしますが、なんと約35時間かかりました。

 直行便で行くのが早い手ですが、これまた疲れます。ともかく、無事着いてよかったです。

「よかった、よかった」で、あくる日に念願のフライトをしました。時差ぼけは、ほとんど無し。

 エリアの雰囲気は、高低差900mぐらいの独立峰があり、あまり大きくないのですが、平野(まっ平ではなく丘みたいなのが続いてる)の真中にドカンと大きな山があるわけですから山全体がサーマル(上昇気流)を発生させていて、強いサーマルでも毎秒3mぐらいの渋いやつなのでFun!!!!!

良い所も有るけど、悪い所もあります。
テイクオフが、やりにくい、、、

 機体を広げる場所はまっ平らで、風は目の前で吹いているのに用意している所までこない。テイクオフの先は断崖絶壁!風は下から上に向かって吹いているから機体を広げている所は当然無風になります。風がなけりゃ飛び難いぜ。

 ブラジル、、、自然がまだ多く残っている。原生林、草や木々、小鳥、虫、、、景色と自然が語ってくる声で飛んでいてしばらくぼーっとしてしまったほど感動的でした。

雪景色の中も良いけど、単調で飽きていたからこれほどに感動したのだろうか?
日本は、もうすぐ春。季節や自然と語るには絶好の季節。 「春よ来い!」

話しがかなりそれましたので、今回はこれぐらいで、、、



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