TAKパラグライダースクール
2006 Paragliding World Cup 1st stage Brazil
3月16日

牛のお散歩?

コーヒー畑

悪天候なのか、ウキ(雨季)なのか、どうゆうわけか俺たち来る前の日まで良いコンディションだったらしいがどうなってるねん!
ドヨドヨした雲行きの中、トラックに揺られること1時間。2日目にしてお尻が痛くなってきたような今日この頃である。

テイクオフに着くとハンスボーリンガーやグレゴリー(フランス)らがフライトの準備をしていた。半年ぶりに会う面子ながら懐かしく思えた。
もうすぐ試合が始まると思うとワクワクしてくるね。

さて、今日も一分一秒でも長くフライトしたいと思いつつもコンディションがイマイチ。ハンスがテイクオフしたあと急いでフライトした。
今年からサイズがMになったのでいろいろ比較してみたかったのだがこのコンディションでは難しい。
渋いサーマルで少しずつ上昇しているうちにウルグゥー(猛禽類のとんびのような鳥)が集団で飛んでいるのに遭遇し、何枚か写真を撮ってみた。大接近してくるので最初はびっくりしたが、お互いびっくりしているわけだからまぁいいとしよう。
結局1時間ほどのショートフライトだったが、フィーリングとしてはかなり良い感じである。試合が始まるのが待ち遠しい!

宿に帰って、時差ぼけで眠くなってきたので1時間ほど歩いた。
一人で歩きながらいろんなことを考え、頭の中を整理し試合に挑む心構えを再度確認できた(町外れを歩くと「襲われたらどうしよう!」とかいう不安があったけど。。。)。

テイクオフのパノラマ写真
鳥!

テイクオフを遠めから見た

3月17日
今日こそ早くテイクオフへ上がりましょう!と、8時半出発の9時ごろ町のどこかで集合して山に上がるだろう(これぐらいしか情報はない)。ということでいつもと違う場所に行ってみるとこれが失敗。いつものせてくれているオヤジが通りすがりにこっちを見て「ニヤ!」っと笑いながら行きやがった。扇澤さんは上手くそのタイミングのバスに乗ったようだが我々は30分以上待ってスシズメのトラックに乗って1時間以上揺られながらテイクオフへ、と思ったら途中で道路工事していやがってこれも待たされた。

明後日から試合できるの?ほんまに??ブラジルらしいといえばそうですが。あんまりじゃぁーないですか。
ほんでもって、先にテイクオフへ着いた扇沢さんたちはササーっと飛んでしまっていて、序盤こそ渋かったもののその後は「雲底1200mで良いコンディションだよー」との情報。
そこに行きたいけど後ろからなだれのように雲が押し寄せて日差しを遮っていくのだよ。なんとかベストを尽くして少しつめたと思ったらスタック、の繰り返し。良い練習にはなったけどもう少し楽させてほしいような。。。
1時間ほど飛んだあと、テイクオフした山はシャワーの中(雨が降っている)。明らかにそれはこっちに来る。間違えなく来る。もう少し、もう少しと逃げながら飛んだが帰るのが大変になるのでほどほどにして降りた。
ほどほどでよかった。雨はキャノピーをたたんだ後降ってきた。
降りたら子供たちに囲まれてなにやら話しかけられるがなんのこっちゃかわからん。
そのうち、「わしはこの町のプレジデントだ」と話しかけてくるおじさんが登場!
プレジデントは大げさだろうけど、有力者に違えない。たぶん町長さんでしょう。でこの方のおかげでカストロのまちに車で送ってもらえた。いつもならひたすら歩いて、、、というのが常だが、なんか最近の人の巡り会わせから良い感じがする。

という感じで今日も日が暮れた。
日焼け止め塗るの忘れていたため、ごっつい焼けた。痛い・・・・
見てください!子供たちの好奇心いっぱいの目。

<もどる>