TAKパラグライダースクール
2006 Paragliding World Cup 1st stage Brasil
3月20日

TASK1
昨日見た夕焼けはまんざらではなかった。
朝6時に起きて(毎朝の事ですが、、、)空を見上げると珍しく晴れ間がある。
高層雲は微妙な雰囲気だが飛べることは確かだ。やっとスタート!

8:30のブリーフィングでテイクオフへ上がることになったが、我々の乗ったシャトルバスは何を間違えたのか、とーっても遠回りしていつもなら1時間で到着するはずが2時間以上かかった。荷物を載せたトラックが来たのは正午前でこれまたどこで何を間違えたのか遅かった。
遅いのは少し問題がある。
なぜならば、このところの天気では午前中に飛べなかったらアウト。ちょっといやな予感

タスク:D01−G01(3kmスタートシリンダー)−D01−G10
→テイクオフから5kmのアウトアンドリターンの後、南西方向のゴールを目指す。
タスク距離:47.4km
天候:おおむね良い天気だが、大気の状態は引き続き不安定で午後から積乱雲が発生する可能性有。ゲートオープン:12:30 スタート:13:15
テイクオフ付近は厚い積雲と高層雲のダブルパンチで日射が遮られ、12:00頃まで穏やかな状態が続いた。レースの序盤は、わずかな日射の中だったのでなかなか雲底までいけなかった為にみんな苦戦した。

スタート直後はコンディションが超渋くなり、わずかなタイミング、コース取りの差で扇澤、水沼、長島は切り抜けたが、宮田、只野、平木はランディングした。ちなみに、参加者128名のうち40名ほどのみがこの超劇渋地帯を抜け出した。

と、ここまではJPAのリポートでも書いたことで自分としての組み立てはなにかズレていたのでは!?
テイクオフして最初のサーマルポイントが上手くつかめず先へ先へ進んだ。いつもならばススーっと上がるところが何もなく、いきなりピンチ!
スタートまで時間は充分あったが高度はみるみるなくなった。すったもんだしているうちになんとか上がったけどラッキーとしか言いようがないほど下のほうまで降りていった。
スタート10分前で良いポジションに着き予定通りスタート。
最初のターンポイントへは先行集団とともに行きエリアのサーマルポイントまで順調に戻ったがサーマルはない。みんなとウオサオしているうちに降りるという結末。
スタート前の高度をもう少し上げることと、最初からペースを上げる必要のないこと、これはセオリーなのになにか自分の中で違うことを考えてその自分に期待していたのではないだろうかと察する。もっと冷静に、ですね。


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